英語の勉強を本格的に始めるうえで、まずしなければならないのは英単語の習得です。英語のボキャブラリーがなければ、英語は会話も読解もままなりません。逆に英単語を習得できると、英会話の場面だけでなく英語で書かれた記事も読むことができるようになります。英語は世界標準語とも呼ばれるだけあって、英語で書かれた記事の量が日本語で書かれた記事の量よりも比べ物にならないほど多いです。
そのような記事から情報を入手できるようになれば、英語を読めない人に対して大きな情報アドバンテージを持つことができます。逆に英語が読めなければ、今、アドバンテージを取られている状態なのです。まずは、近所の書店に行って、なんでもいいので自分の気に入った英単語帳を一つ買いましょう。買った英単語帳は自分に合わないという理由で投げ出さず、必ず最後まで学習しましょう。英単語の学習方法は次の三つのポイントを意識しましょう。
まず最も重要なのは「繰り返し」を意識することです。英単語の本はどんな人でも一回見ただけでは覚えることができません。ですので、覚えられなかった英単語は何度も何度も繰り返し学習することが大切です。こうして数多くの英単語を覚えた時の感動はきっとあなたの更なるモチベーションにもつながります。
次にスキマ時間を利用するということです。たとえば通勤の電車やレストランの待ち時間などのちょっとした空き時間は英単語学習に最適です。とくにこのような時間は十分な長さの時間やスペースの広さが確保しにくいため、他のタスクをこなす余裕がなくほとんどの人はスマホを見たり、ぼーっとしながら時間を過ごしていることでしょう。そういった時間を毎日毎日有効活用することで得られる効果はとても大きいものです。
最後に、実際に声に出すということです。
人間の脳は視覚だけでなく、聴覚も使いながら勉強することで、より記憶に残ります。
また、暗記だけにとどまらず、英単語を発音しながら学習することで、リスニング力を高めることができます。漠然と英単語のスペルを眺めるだけでは頭の中で英単語と発音が結びつきません。そのため、単語を知っていても、それを聞き取ってスムーズに意味を理解することができません。英単語を発音して一緒にリスニング力も高めていきましょう。
以上の三つのポイントを押さえながら英単語学習をすれば、きっとあなたは効率的に英語を上達させることができるでしょう。ある程度自分に語彙力がついてきたら、英語のニュースなどを聞いてみて下さい。意味をなんとなくつかむことができているのを感じます。しかし、ニュースキャスターは万人に聴きやすく話しているので、リスニング力は十分に高まったとは言えません。
さらにリスニング力を高めるために、英語のドラマや映画を見たりしましょう。
英単語帳を一冊極めると、かなりの語彙力が身に付きます。
インターネットで調べれば英語のラジオ番組やニュースなどは山のように出てきます。たとえば英語のニュースラジオで学習するのであれば、VOA Learning EnglishやBBC Learning Englishがおすすめです。配信済みのラジオはアプリなどを利用すれば、何度でも聴くことができます。
1回目は原稿を見ないでラジオを聴き、2回目は原稿を見ながら1回目に聴いたときの自分の中での解釈と比較する、3回目は音声に合わせて自分も英語を発音するシャドーウィングを行う、といったことをします。
このように実際に口に出して発音することで、抑揚や強弱といった英語のリズム感を身に付けることができます。これを1日2回、毎日継続しましょう。英語の学習は毎日行うことが最も大切です。量ではなく回数を意識して、反復回数を増やすのです。
また、外国人のSNSを見てみてもよいでしょう。自分が好きな外国人アーティストや外国人スポーツ選手もきっとSNSをやっているはずです。そこにはたくさんの英語のコメントが寄せられていることでしょう。興味を持っている人に対しての英語のコメントはなんとなく理解しやいので、理解できたという達成感が多く得られるものです。わからない単語があれば調べたくなります。このようにして更に語彙力を高めることができます。海外の著名人のSNSは脚色の無い英語に触れることができるので、とても良い環境であるといえます。
どんなに英単語がわかっていようとも、英文法の使い方次第では意味が180度変わってしまうこともあります。たとえば
“Don’t you like sushi?”
寿司は好きじゃないのですか?という問いかけに対して日本語の感覚で寿司は嫌いじゃないと答えたいときは
“No, I don’t”
「いいえ、そんなことないです」と答えたくなります。
しかし、これは英語で「はい、寿司は好きではありません」という意味になります。つまり、回答の仕方次第で全く反対の意図を伝えてしまうことになります。つまり、英単語がどんなに理解できても、英文法を習得していないと、コミュニケーションがうまくいかないのです。
文法の学習方法については具体的かつ簡単で適当な参考書を一冊やり切ることです。Next StageやVintageといった参考書が人気がありおすすめです。一方、日本の高校までの教育において、英文法はかなり網羅されてるので、受験で英語を頑張ったから文法に自信があるという方は英文法を勉強するよりは、英語のラジオを聴くなどリスニング力の向上に時間と労力を割いたほうが賢明です。
英文法を身に付けたあなたは英語の記事を読むことができます。英語のメディアでおすすめするのはニューヨークタイムズやワシントンポストです。これらはリーディング力を高められるだけでなく、世界の情勢を知るうえでとても勉強になります。
また、最近では記事を掲載するサイトに英語音声の読み上げ機能など便利な機能が充実してきています。リーディングの勉強とリスニングの勉強が同時にできます。
一度ざっと読んで記事の内容を理解することができたら、次は、英語の意味に集中して音声を聞いてみましょう。全体の内容がリーディングでもリスニングでも理解出来たら今度は、自分で英語の文章を書いて自分の意見を表現しましょう。
自分の意見を英語の文章にするには記事の内容の理解、今までの英単語・英文法の理解が試されるため、自分の実力を測る良い方法であるといえます。
英会話なのになぜライティングの練習をするのかと思う人もいるかもしれません。しかし、英語を話す際には、自分の思いを伝えるために効率よく文章を組み立て、言葉にする必要があります。つまり英語を話すという行為は、瞬間的に英作文を行う能力がなければスムーズに行うことができないのです。具体的な方法として、英語日記を書くことをお勧めします。たとえば仕事のことを書けば、あなたのしている仕事における英語表現の幅も広がります。長すぎてはほかの勉強の負担になってしまうため、3行程度を目安にしましょう。
初めて英語日記を書くときは時間がかかります。これは、自分が表現したい内容に用いる英単語を思い出したり、英文法の修正に時間がかかってしまうためです。
一度書いたものはDeepLなどの高性能な翻訳アプリで翻訳し、自分の書いた日記と見比べてみましょう。いかに自分が書く文章が無駄に複雑で読みにくいかが理解できるでしょう。しかし、何日も継続するうちに、かかる時間は短くなり、文章はよりシンプルになっていきます。
頭の中で瞬時にシンプルな文章を組み立てられるようにライティングを軽視することなく勉強していきましょう。
英語力を身に付けようと、最初は英語を好きになるために趣味を英語で楽しんだり、Hello Talkなどのアプリを使うかもかもしれません。 英語力が身に付くと、より高いレベルでそれらのことを楽しめるようになります。たとえば、海外のスポーツの情報はまず英語で発信されるので、最新の情報にいち早くアクセスできます。
アドバンテージを持つことができると、より英語が好きになります。英語上達の好循環が生まれるのです。
また、吹き替えなしで英語映画が楽しめるようにもなります。Chromeの拡張機能にはLanguage Learning with Netflixというものがあります。この拡張機能を利用すると、英語の映画を見ながら日本語と英語両方の字幕を同時に表示することができ、好きな映画を見ながら英語力をさらに高めることができます。この拡張機能は無料で使うことができるので、普段Netflixを視聴しているという方はぜひ使ってみてください。
また、海外の企業に株式投資を行っているという人は、海外の企業の最新情報を得られる可能性が高いので便利です。日本語では、公式の情報を第三者が訳したものを読むことになるため、投資においてそのような情報を信用するのはリスキーであるといえます。
また、趣味が旅行だという方は、海外旅行の時の安心感が違います。
2012年の発表ではありますが、日常会話で英語を話せる人口は17億5000人(※1)にのぼります。日本の人口が約1億26000万人(※2)ですから、あなたが英語を話せることで出会える人の幅は約12倍になるといっても過言ではないのです。出会える人の幅が広がれば、出会える文化や価値観の幅も広がります。
日本から海外への留学生数は中国、韓国に比べるととても少ないです(※3)。英語力があることにより、文化・価値観が異なる人々との出会いが増えることでしょう。
※1参照元:Harvard Business Review Home/Global Business Speaks English
https://hbr.org/2012/05/global-business-speaks-english
※2参照元:総務統計局/人口推計(令和3年(2021年)8月確定値,令和4年(2022年)1月概算値) (2022年1月20日公表)
https://www.stat.go.jp/data/jinsui/new.html
※3参照元:リクルート進学総研/2025年に向けた留学生動向と日本の高等教育機関の国際化
http://souken.shingakunet.com/college_m/2015/07/2025-a37b.html#:~:text=%E4%BB%8A%E6%97%A5%E3%80%81%E4%B8%96%E7%95%8C%E3%81%AE%E7%95%99%E5%AD%A6%E7%94%9F%E7%B7%8F%E6%95%B0,%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B%EF%BC%88%E5%9B%B3%E8%A1%A81%EF%BC%89%E3%80%82
様々な学習法を用いて勉強をしてきた方の場合、英会話教室に通うと、英語で積極的なコミュニケーションをするのに更に役立ちます。
英会話教室で自信をもって人前で話すことで、あなたのプレゼン能力も鍛えられるのではないでしょうか。どんな仕事でも人前で話すことができれば、有利に仕事を進めることができるでしょう。
新型コロナウイルスが流行し、最近ではオンライン英会話スクールという言葉もしばしば耳にするようになってきました。しかし、オンライン英会話スクールに対して「良い講師に出会えるのか」、「きちんと受講者に向き合ってもらえるのか」という不安を持つ人が多いのも事実です。しかし、オンライン英会話スクールには、それらを超える利点があります。それは、他のオンライン英会話スクールに乗り換えやすいという点です。スクールによっては、辞める際に対面の手続きが不要でオンラインで完結できます。。また、ホームページから過去の受講生による講師のレビューが閲覧できるため、むしろ対面型の英会話スクールよりも良い講師に出会いやすい可能性も高いです。
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